2011/05/03

告白


大体の事はTwitterで済んでしまうので最近はブログに書く事も少なくなってしまった。元々多くは自分のログ的な使い方だったので、それで済んでしまったのだろう。
こちらにもチラチラ書いた事もあるが、最近はInstagramというiPhone用の写真共有アプリで遊ぶ事も多い。主に写真の発表はそちらが中心だ。なので、文章はTwitter。写真はInstagramという形で現在は落ち着いてしまっている。

ただ、今はもうTwitterには素の自分で書く事が出来ない。今はというか最初からそうだったかもしれないが、「感情」という部分は大体こちらに書いていた。
Twitterは「ゆるい」と言われているが、ある程度になるとやはり相互的な関係もあり、そこをどうしても考えてしまう。こちらはそこら辺をまったく考えず、素の自分が気に入らなければ見に来なくなるというだけの話なので、感情を出しやすいのだろう。
当時Twitterはしていなかったが、愛犬レナが死んだ時も、ここには写真付きで書かせてもらった。




ねこしんじゃった
うちには3匹の猫がいた。シロ、ちゃーちゃん、ちゃーすけ。みんな元捨て猫だ。シロはレナと同級生…1993年生まれなので、もう18歳程になるじいさんだ。ちゃーすけは中年くらいだろうか。ちゃーちゃんは分からない。拾ってきた時は既に大きかったからだ。
ちゃーちゃんが前脚を引きずっていた。前も一度あったのだが、その時は多分落下による打撲で、1〜2週間で治ってくれた。今回もそうだろうと思っていたが、どうも様子がおかしい。呼吸が荒い。病院へ連れて行った結果、肺ガンと診断された。余命は持って2ヶ月。せめて呼吸を楽にと思い、アクリルで出来た酸素小屋に入れてあげたが1週間も経たずに死んで行った。InstagramとTwitterで、二日間に渡り自分が桜特集を組んでる最中だった。だから二日目のキャプションは暗い物が多い。あれの大半が、ちゃーちゃんへのハナムケだから。そして、自分の心を整理する為の。
こんな事、最後まで言わないで欲しいと思う方もいるだろう。でも勝手ながら分かって欲しい。せめてここでは素でいさせて欲しい。

ちゃーすけ
うちへ来た時は掌に乗るくらい小さかったちゃーすけ。川に捨てられて、必死で壁にしがみついていた。そんな小さい頃からちゃーすけとちゃーちゃんは一緒だった。ちゃーちゃんが脱走すると、どこへ行ったと言わんばかりニャーニャーと叫んで、これはちゃーちゃんが死んじゃったら大変だろうな、と思っていたあのちゃーすけが、鳴かない。最後まで一緒にいたのはちゃーすけだけ。自分らが離れたちょっとした隙にちゃーちゃんは死んだ。例え猫でも、この状況を理解したんだと、そう感じた。鳴きはしないが、淋しい目。ずっとそんな目をしているように見えるのは、自分の思い込みだろうか。
きっと一番辛くて、一番頑張っているのはちゃーすけ。
だから僕は未来を見なければならない。生きている者のために。

Twitterより 2011/4/23
Gヾ(=゜・゜=)ノB
春の夜のこと。夜には春と言えども冷たい風が吹き、遠くからしとしと、からん、ぽつぽつと。 それは春の雨の日の夜だった。 濡れている。路面が、窓が、全てが濡れて滲む夜だった。 陽はまた昇り朝が来て、いつか昨日までと同じ様に春の風が吹くだろう。 いつかまた。
この春の夜を忘れない。楽しかったことも、悲しかったことも。みんなひっくるめて、自分が今を生きている証。

桜特集 さくら劇場2011